バリューサーバーでは、独自ドメインサイトのSSL化が今までより気軽に導入できるSNI (Server Name Indication) を、10月30日よりスタートしました。
従来までの方式だと、サーバーはIPアドレスに紐ずけされたSSL証明書のみを返しておりましたので、WEBサイトのSSL化には独自IPアドレスとドメインの両者が必要でした。
しかし、この度新しく追加された「SNI」は、サーバーがIPアドレスではなく、ドメイン毎によって異なる証明書を使い分けることができる、TLSの拡張仕様です。
独自IPアドレスの購入の必要がなく、また設定もバリューサーバーの管理画面上でできる簡単な操作です。
このため、ドメイン設定数の範囲で、何個でもSSLサイトを立ち上げることが可能になり、バリューサーバーが更に便利になりました。
SNI方式 | 独自IPアドレス方式 | 共有SSL | |
---|---|---|---|
独自IPアドレス | — | ○ | — |
SSL証明書 | ○ | ○ | — |
URL | 独自ドメインで表示 | 独自ドメインで表示 | ss1.valueserver.jp/独自ドメイン |
信頼性 | ◎ | ◎ | △ |
ブラウザ対応 | ○ | ◎ | ◎ |
設定は、バリューサーバーのコントロールパネル上で、SNI化するドメインを選択するだけ