サーバーシステムの増強と移行について

この度バリューサーバーにおいて、システムの増強および、新仕様のサーバーへマイグレーション(移行)を行うこととなりました。新仕様のサーバーにつきましては、「全プランに最新システム、最大56コアの高速CPU、最大1TBの大容量メモリー、高速SSD RAID」を採用し、より高速化と安定稼働が可能となっております。

<brand new Value-Server !>バリューサーバー
大規模リニューアル開始

  • 最新システムの提供
    サイトの安全を守るため、最新のOS、システムに対応。常に安心してご利用いただくため、パフォーマンスの最適化、セキュリティの強化、新機能の追加を行ってまいります。
    最新システムの提供
  • 全サーバーに高速SSD標準搭載
    最大56コアの最新CPUに、1TBの大容量のメモリー、高速SSDを複数台搭載することで、高ストレージ性能が求められるサービスやデータベースの安定稼働が可能。 処理速度を重視されるお客さまにもおすすめです。
    全サーバーに高速SSD標準搭載
  • 初心者の方にも使いやすく
    リニューアル後も、基本的な仕様は変えず、より高速に、より安定して、WordPressをはじめ、最新のソフトウェアを導入・運用できるように改善してまいります。
    ハイコストパフォーマンス

and more...

旧バリューサーバー撤去日

  • 2022年01月22日(土) 0:00
    現在ご利用されているバリューサーバーは既に新仕様サーバーへ移行が完了しておりますため、
    正常にご利用が可能な場合には、お客様側で行っていただく作業はございません。

この度の旧バリューサーバー撤去に関して、ご不明点や気になる点がございます場合には、恐れ入りますがバリューサーバーを管理されているVALUE-DOMAINアカウントへログインの上でお問い合わせをお願い申し上げます。

マイグレーション予定日・対象サーバー

  • 移行自体は弊社で行いますが、念のため、お客様側で事前に下記対応を行っていただくことをお勧めいたします。
    ・MySQL、PostgreSQLのダンプファイル取得
    ・FTP接続等でのファイルのバックアップ取得
日 付 時 間 対象サーバー 作業状況
2021/12/6(月) 0:00 ~ 09:00 s1.valueserver.jp
s2.valueserver.jp
完了
2021/12/13(月) 0:00 ~ 09:00 b1.valueserver.jp
b3.valueserver.jp
b5.valueserver.jp
e2.valueserver.jp
e4.valueserver.jp
e6.valueserver.jp
m1.valueserver.jp
m3.valueserver.jp
m5.valueserver.jp
s4.valueserver.jp
s7.valueserver.jp
s9.valueserver.jp
s17.valueserver.jp
完了
2021/12/20(月) 0:00 ~ 09:00 b2.valueserver.jp
b4.valueserver.jp
e1.valueserver.jp
e3.valueserver.jp
e5.valueserver.jp
e7.valueserver.jp
m2.valueserver.jp
m4.valueserver.jp
s3.valueserver.jp
s5.valueserver.jp
s8.valueserver.jp
s16.valueserver.jp
完了

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マイグレーション(移行)について
  詳しくはFAQをご覧ください。

主な変更点

  従 来 リニューアル後
IPアドレス   変更なし
リージョン 東日本(東京DC) 変更なし
CPU 最大16コア 最大56コア
メモリー 最大96GB 最大1TB
ストレージ SSD+HDD (RAID) ピュアSSD(RAID)
転送量目安 150GB/月(まるっと)
150GB/月(エコ)
300GB/月(スタンダード)
1500GB/月(ビジネス)
増強予定
PHP(デフォルト) 5.6(モジュール)
(5.3/5.4/5.5/5.6/7.0/7.1/7.2/7.3/7.4/8.0
CGI選択可)
7.4 + FastCGI
(5.6/7.1/7.2/7.3/7.4/8.0
FastCGI選択可)
Perl(デフォルト) 5.8系 5.26系
Ruby
(デフォルト)
2.2系 3.0系
(2.4~3.0まで利用可)
MySQL
(デフォルト)
5.5 MariaDB 10.6
PostgreSQL
(デフォルト)
9.2 14
Webサーバー Apache 2.2系 Apache 2.4系
HTTP/2 非対応 対応
無料SSL 対応 変更なし
バックアップ -
(オプション予定)

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FAQ

サーバー移行前

  • マイグレーション(移行)とはどのような作業でしょうか?

    最新の環境でご利用いただけるようお客さま領域のデータを新サーバーへ移行いたします。
    なお、移行作業は弊社にて行わせていただきます。

  • マイグレーション(移行)で、何が変わるのでしょうか?

    主な変更点につきましては上記「主な変更点」をご覧ください。

  • マイグレーション(移行)作業中は、ホームページの表示やFTP接続に影響は出ますか?

    移行メンテナンス中、ウェブページはメンテナンス表示(503 Sorry. We are under maintenance.)になり、データベース、FTP等のサービスが停止されます。

  • マイグレーション(移行)作業中のメールの送受信はどうなりますか?

    移行作業中は、メールの送受信は出来ません。
    作業中に届くメールは、送信元のメールサーバーの設定によりますが、移行作業が終わるまで再送を繰り返す、もしくはエラーメールとなって送信元に返る可能性があります。

  • 現時点の設定内容(ドメインウェブ、ドメインメール、データベース、個人のウェブデータ等)はどうなるのでしょうか?

    今までのデータはそのまま引き継がれますが、サーバー管理画面に無いデータベース、ドメインメール等の設定は、移行されませんので、ご注意下さい。
    あらかじめ、サーバー管理画面にて、使用しているMySQL、PostgreSQL、ドメインウェブ、ドメインメールの設定がなされているか、ご確認下さい。

  • PHP 7.4で動かない事が確実な PHPスクリプトを使っている場合は、どうすれば良いでしょうか?

    PHPスクリプトは、あらかじめ可能な限り最新バージョンに更新して下さい。
    CGI版 PHP をお使いの場合は、サーバー管理画面の「PHPのバージョン設定」で、設定内容を確認の上、「PHP設定」ボタンを押しておくことで、移行後も同じバージョンのPHPが維持されます。

サーバー移行後

  • メールソフトの設定にて必要な作業はありますか?

    基本的に同じ設定のままご利用いただけます。

  • PHPスクリプトが動かなくなりました。

    デフォルトのPHPが、モジュール版PHP5.6から、FastCGI版PHP7.4に変更となっております。 PHPのバージョン違いで動作しない場合は、FastCGI版PHPのバージョンは選択可能となっておりますので、FastCGI版PHP5.6で動作させることで改善する可能性があります。
    サーバー管理画面の「PHP設定」にて、動かないスクリプトのドメイン名の右にあるプルダウンメニューより、「PHP56」を設定して「PHP設定」ボタンを押します。
    10分ほどお待ちいただき、正常に動作するかどうかご確認下さい。

  • PHPで構築したページが文字化けしています。

    デフォルトのPHPが、モジュール版PHP5.6から、FastCGI版PHP7.4に変更となっております。 PHP設定項目「default_charset」のデフォルト値が、5.5 以下では「空」、5.6 以上は「UTF-8」に変更されているため、文字コードShift_JISやEUC-JPで記述したPHPスクリプトで文字化けが発生します。
    対応方法として、下記の3パターンのいずれか一つを選んでご対応下さい。

    1. PHP7.4のままで、文字化けを解消します。
    /public_html/.fast-cgi-bin/php74.ini
    に、下記一行を追記する。
    default_charset = ""
    2. PHPスクリプト内で、下記一行を追記します。
    ini_set('default_charset', '');
    3. PHP 5.6以下に戻します(非推奨)
    サーバー管理画面の「PHP設定」にて、該当するドメイン名のPHPバージョンを、「PHP56」以下にし、「PHP設定」ボタンを押します。

    ※PHP 7.2以下のバージョンは非推奨です。やむを得ない場合以外は使わないようお願いいたします。

  • データベースを使用していますが、移行後アクセスできなくなりました。

    MySQL、PostgreSQLのバージョンが、それぞれアップいたしております。

    ・MySQL 5.5 → MariaDB 10.6
    ・PostgreSQL 9.2 → 14

    その影響を受けている可能性がございますので、お使いのシステムが新しいバージョンに対応しているかどうか、システムの要件をご確認下さい。
    要件を満たしていて、尚動作しない場合は、使用DB名やどのような状況かなど詳細をお書き添えの上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

  • CGIで利用するrubyのバージョンを変更したいです。

    下記のバージョンの「ruby」が利用可能です。

    /usr/local/bin/ruby2.4
    /usr/local/bin/ruby2.5
    /usr/local/bin/ruby2.6
    /usr/local/bin/ruby2.7
    /usr/local/bin/ruby3.0

    例えば、「ruby 2.4」を利用したい場合は、各CGIファイルの一行目を、下記のように変更します。

    #!/usr/local/bin/ruby

    #!/usr/local/bin/ruby2.4
  • CGI実行時にInternal Server Error(status 500) となってしまいます。

    エラーログには「End of script output before headers: ○○○.cgi」が出力されていることがございます。スクリプトに「print "Content-type: text/html\n\n";」を付与し、コードをご確認ください。

  • EC-CUBE2が動かなくなりました。

    まず、EC-CUBE2を動かすドメインのPHPバージョンが php56 かどうか、ご確認下さい。

    次に、以下のようにプログラムのソースコードをご変更ください。
    [EC-CUBEインストールディレクトリ]/data/class/db/dbfactory/SC_DB_DBFactory_MYSQL.php の
    323行目(バージョンによって行目は違います)を、下記のように修正の上、正常に動作するかご確認下さい。

    $objQuery->exec('SET SESSION storage_engine = InnoDB');

    $objQuery->exec('SET SESSION default_storage_engine = InnoDB');
  • Movable Typeで「Got an error: Unescaped left brace in regex is illegal here in regex; marked by <-- HERE in m/{{ <-- HERE support}}/?/」が発生しました。

    こちらのファイルを下記のように修正の上、正常に動作するかご確認下さい。
    /virtual/アカウント名/public_html/ドメイン名/lib/MT/App/CMS.pm

    4828行目
    $css =~ s#{{support}}/?#$app->support_directory_url#ie;

    $css =~ s#\{\{support}}/?#$app->support_directory_url#ie;
    4830行目
    $css =~ s#{{theme_static}}/?#$theme->static_file_url#ie;

    $css =~ s#\{\{theme_static}}/?#$theme->static_file_url#ie;
  • CGI以外のページでも Internal Server Error(status 500) エラーが発生します。

    htaccess 内に「php_value」「php_flag」から始まる行がないかご確認いただき、該当行をコメントアウトしてし下さい。
    PHPの設定は /public_html/.fast-cgi-bin/php56.ini などに記述します。

  • PhpMyAdmin/PhpPgAdmin に不具合があります。

    サーバー管理画面の「データベース」ページで、PhpMyAdmin/PhpPgAdminの「インストール」ボタンを押すことで最新バージョンに更新します。

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